私は入社後、製造部門に所属しプレート係で面削の仕事から始めました。面削とは木材に例えるなら丸太から板材へ加工するイメージです。この仕事は大学時代、当社同一部門の報酬型インターンシップでお世話になり経験していましたので比較的スムーズに取り組めました。具体的な仕事内容はまず材料置場から加工材料を見つけて照合、作業スペースへクレーンを操作し移動、専用の加工機械に材料をセットし面削加工します。その後バリ取り、面取り（最終仕上げ）、製品検査を行い、出荷または後工程へと流します。この一連の加工を通して、その時々の受注状況を見極めその日の加工予定を立ててそれを達成できた時、また加工の際、材料によっては加工により歪が発生する可能性がありますが、それを予測し自らの技量で歪ませることなく加工できた時は充実感があります。

　私は現在、マシニング加工という新たな加工にチャレンジしています。マシニング加工とは例えるなら板材などから組立て家具の部品へ加工するイメージです。仕事内容は面削の手順要領に加えて加工データに対する材料の誤差補正のためのプログラム編集、工具セッティングをして穴あけや形状加工などの加工を行います。

　現在は試行錯誤しながら新たな技術の取得に向け努力しています。この間、複数の加工をプログラムから読み取り、自分が思い描いた通りに加工できた時は充実感を感じます。私はこの製造部門の仕事にやりがい感じるとともに大きな責任感を持って日々慎重に仕事に取組んでいます。

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